忍者ブログ
自閉症を中心に知的・発達障害のある人の支援をしているネコのつぶやきです♪
[1]  [2]  [3]  [4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は企業の方向けに就労支援についてのお話しをしてきました。

ここ数年でも一番の緊張。
お腹痛くなった。

緊張するのはなぜか?
十分な準備ができていないからだ。だから心配があって、それが緊張につながる。

さて、お話しの内容はというと、うちのセンターの事業で説明。障害者雇用を取り巻く状況の変遷と今後について。

今や、企業は障害者を雇いたくって仕方がないくらい。
飛び込みの職場開拓をして、門前払いをくっていた時代が懐かしい…。ほんの5年前ですけど。

雇いたいと思っても、働ける障害者はすでに就職しているのでいません。って状況。
企業は計画的に採用活動をしていく必要があります。

ただ雇えばいいだけじゃない。
雇用率達成のために雇う時代じゃない。
戦力として採用していく時代なんです。

でも、さっきもいいましたが、働ける人はほとんど残ってない。
就労するには何かしらの課題や難しさがある人しか残ってない。

なら、どうする?
その人に合わせた環境設定をするんです。

職務内容、就業時間、待遇、人員配置、配慮、支援、etc...

企業は攻めの採用をしていかないと、この波に乗り遅れます。

拍手[1回]

PR
障害者の職場はハローワークの求人情報ばかりじゃありません。
もちろん、ハローワークでいい仕事が見つかる場合もありますけど、それは障害のある人にフィットしたものではない場合も多いんです。

というのも、会社も障害者のことをよく知ってる会社ばかりではないので、こんな感じかな?という求人内容で出していたり、幅広く対応するために漠然とした内容だったりします。

そんな求人内容の時は支援者から問い合わせて、会社の意向を確認し、障害のある人にフィットした内容をご提案したり、実習を挟むことをおすすめしたりします。

ハローワークに出ていない会社はどうするか?

開拓します。

ホームページを見て問い合わせたり、ハローワークの一般求人から問い合わせたり、街の無料求人雑誌を見て問い合わせたり。
飛び込み開拓をする事も…最近はしていませんが。

そうやって、登録している登録者さんにフィットした会社、仕事を探しています。

拍手[0回]

聞いてきました。

1時間だけだったんですが、短すぎでしょー!!!
もっと色々聞いてみたかった。こんなに興味深いお話は久しぶりでした。


発達障害、とくにASDのひとたちの特徴、会社での彼らの使い方をよくわかっている方なんだなーという感想。


自閉症は遺伝。
遺伝ということは何かしら意味があって生き残っている。でなきゃ、淘汰されてるはず。

なんか、いい表現だなーって思った。

当事者やその親が喜ぶ表現かどうかはわかりませんけど。

うんうん、意味があるから存在しているわけです。

内容は基本的な内容でしたけど、本当に自閉症を理解していないとわからない、伝わってこない内容だと思います。

さらに深めた内容を聞いてみたいなぁ。

拍手[1回]

昨日、厚生労働省から発表があったようですね。
平成24年のろくいち調査。

全国で単独最下位だった埼玉県の雇用率(1.51%)だったのが、一気にジャンプアップ!

1.51% → 1.62%

最下位脱出!
昨年度、最下位争いをしていた三重県を最下位に置き去りにしていきました。

さて、この雇用率UPの裏には何が!?

25年からの雇用率2%の効果か?支援者の活動の賜物か、はたまた別の要因か?

何はともあれ、多くの障害のある人が就職し、それを継続し、地域の中で自立していけるように、支援をしていきまね!

拍手[0回]

<就労障害者>公的支援含めても年収200万円以下99%
毎日新聞 11月3日(土)21時2分配信

-----以下、転載----

 福祉作業所など就労支援を中心とした福祉サービスを利用している障害者の約99%が、障害手当などの公的支援を含めても年収200万円以下の「ワーキングプア」と呼ばれる生活水準にとどまっていることが、全国の障害者福祉施設でつくる団体「きょうされん」(東京都)の全国調査で分かった。なかでも年収100万円以下が半数以上を占める状況で、障害者の自立を取り巻く厳しい環境がデータで裏付けられた形だ。
 同団体は11年11月~12年2月、加盟施設などを通じ、身体、知的、精神などの障害者で、通所施設などで働く本人やその家族らにアンケート。約1万人(平均40.4歳)の回答を得て、同10月、報告書をまとめた。

 報告書によると、障害年金や生活保護、障害手当、給与、工賃などを合わせた月収は「4万2000円以上8万3000円未満」が最多の41.1%。続いて「8万3000円以上10万5000円未満」が28.5%だった。年収では「100万円以下」が56.1%、「200万円以下」は98.9%に上った。

 国税庁の民間給与実態統計調査(10年)によると、「200万円以下」は22.9%で、障害者の収入が低水準である実態が明らかになった。

 また、生活状況(複数回答)では、「親と同居」56.7%、「きょうだいと同居」18.3%に対し、「1人暮らし」は7.7%、「配偶者と同居」は4.3%だった。

 同団体は「障害者の多くが十分な収入を得られず、家族に依存して生活している」と指摘。障害者の収入保障制度や、障害者を雇用した企業への公的支援の充実などを求めている。【田辺佑介】

-----以上、転載----


確かに、一般の企業で働いている人でも年収は200万円なんていかない。

時給771円×4時間×22日= 67848円
時給771円×6時間×22日=101772円
時給771円×8時間×22日=135696円

中には交通費が支給されない会社もある。
週30時間未満で、保険は労災と雇用保険だけの場合が多い。

さらに障害が軽度の場合は障害基礎年金も出ない。親亡き後、どうやって暮らしていけばいいのか?

就労で出す側にも十分考える必要がある内容。
1日4時間労働では7万円弱にしかならない。それでも「就労1件」だから、若くて体力のある人でも4時間勤務の会社にどんどん出してしまう。

親が健在で収入があれば生活はできる。
でも、20年後、30年後は・・・?

そこまで考えて就労に出している支援者がどれだけいるでしょうか?
僕らは、そこまで考えなければいけない。もちろん、初めから高い給料を望めば、それだけ間口は狭くなる。まずは社会に出る事、就労する事、経験を積む事。そしてステップアップを考える。

出す時に、その先を見据えて出していかなければ。
難しい問題ですけど、チャレンジが必要。

拍手[0回]

カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
まんちかん
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1980/06/12
職業:
障害者の就労支援
趣味:
フットサル
自己紹介:
重度の知的障害を伴う自閉症のある人を中心に、幼稚園児の療育から成人の就労支援までちょいちょいつまんできました(*´∇`*)

現在は就労支援と職場開拓をしてます!
最新コメント
フリーエリア
広告
忍者ブログ [PR]