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自閉症を中心に知的・発達障害のある人の支援をしているネコのつぶやきです♪
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皆さんは「障害者施設」と聞くと、どんな施設をイメージするでしょうか。

多くの方は、重度の障害があって、会話をすることもできない人が奇声をあげている、そんな入所更生施設を思い浮かべるかもしれません。

今回はそういった入所更生施設ではなく、「会社で働きたい障害者が通う施設」を紹介します。

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障害者の「作業所」の工賃っていくら?

皆さんは「障害者」と聞いてどういうイメージをするでしょうか。
重度の知的障害のある人で、山奥にある入所施設で集団生活を送っている、そんなイメージですか?

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noteという、クリエイターさんたちが作品公開の場として使っているSNSを使い始めました。

基本は趣味にしたい「写真」を投稿してますが、障害者支援のコラムもnoteに書いていこうと思っています。

良かったらフォローしてください。

まんちかんのnote

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「モラル・ハザード」

倫理の欠如。倫理観や道徳的節度がなくなり、社会的な責任を果たさないこと(「バレなければよい」という考えが醸成されるなど)。
(wikiより)


カタカナにしてしまうと、意味がわかったようなわからないような。
身近には感じられない言葉に聴こえてしまいます。

この言葉は知的障害のある人の就労支援に係る研修で聞いたものです。

福祉施設(就労訓練)にターゲットを絞った研修ですから、それらの施設の中に今起きているのです。


実際、現場の方とお話をしていると感じます。話を聞いていると?????と頭の中に「?」がたくさん浮かんでくるような施設は要注意。

施設の方針に具体性があり、1本筋が通ったように感じるところは大丈夫でしょう。
具体性と感じるのは、評価の基準が曖昧ではないという事。客観性がなく主観的、また流動的な評価をしているところは信用なりません。都度、言ってることが変わっていきます。

具体的にするためには、何らかの数値化(見える化とも言われますか)が必要になります。数字にならない部分の評価もありますが、数字になっているのはとても重要。

なぜなら、数字になっていない部分は主観です。人によって異なる。さらには同じ人の中でも日によって気分によって体調によって異なってきます。
それでは信用できる評価になりません。


モラル・ハザードに話を戻します。
就労のマッチングにも「なぜ?」が必要です。根拠です。
ここが曖昧な場合にも信用ならない。

もちろん「作業能力に見合った」「適正がある」などの理由もあれば「家から近い」「職場環境が良い」などの理由もあります。これは一概に言えないのは本人のニーズがあるので、それを無視できないこと。
支援者が「えぇ〜!?」って思うような理由であっても、ニーズに反するマッチングをすれば、その段階でモチベーションの元をひとつ潰しますから。大事。


でも、そのニーズに振り回されてしまうのも考えものです。
職場を提示しても本人が気に入らなければ拒否します。その理由は?

これが明確でないのに「ニーズ優先」という言葉のもとに支援者が思考を止めてしまうと悲劇です。
ニーズの根本をあまりよく理解していない方の場合、その時々でニーズにズレが生じます。時には矛盾をしている場合も。
そのすべてを(思考停止して)聞き入れているだけでは先に進みません。さらには過去の拒否理由を記録に取っていない場合には最悪。同じ理由を出されるであろう就労先を何度でも提供する場合がある。記憶って曖昧なものですから。

最終的には「わがまま」「就労する気が無い」などと
支援者はしっかり仕事しているのに、障害者が悪いんだ。

の思考に陥ります。これは悲劇以外の何物でもありません。
この思考に至る支援者は、すぐに支援者を辞めた方がいいと思いますよ。精神衛生上、良くない。
だって、この思考に陥った場合、支援者にできる「仕事」は皆無になりますから。


こういう状況、外にはあまり漏れません。
色んな話を聞いてきて、やっと見えてくるものです。
(ちなみに、自分が活動している圏域にはこんな施設が無いことを願っています。実際、がんばっている施設が多いですよ!とフォロー。いや、実際多いです。安心して紹介できる施設が複数あります。)

また思いつくままにダラダラ書きました。
こんな状況をモラル・ハザードと呼ばずして何と言うのか。

施設としてのスタンスもそうですが、支援者や管理者によって左右される部分かと思います。

就労したくて、その訓練施設を探している方、色んな話を聞いて判断されるのがいいと思います。

※こちらのBlogは個人的な主観を元に書かれています。すべての事象に当てはまるものではありません。また、個別に施設の紹介は行っておりません。最寄りの福祉課や就労支援機関をお尋ねください。

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今日も会議でした。

福祉計画を作っている市から聴取会ということで呼んでいただきました。

先日見学させていただいた発達障害のある人の家族の集まる会でも出ていたこと

「情報が無い」

どんな支援があるのか?
どこに相談に行けばいいのか?
どんな制度があるのか?

僕らのセンターも広報活動ができておらず認知度は低いです。就労支援機関の方ですら知らない場合も…。

今はネットで調べればいくらでも情報があります。
でも「親には時間が無いんです」との言葉。ハッとしました。
うちの娘は今のところ障害の指摘はありませんが、それでも抱っこしていないと泣く(背中に高性能センサーが付いていて、布団に置くとスイッチが入って泣きます)ので、抱っこしている間はゆっくネットもできません。
嫁にお願いしてます。ありがとう。

さらに、ネットの情報は間違ったものも含めて色んなものが入り乱れてます。
基本的な知識が無ければ取捨選択もできません。

(そんなの当たり前だし、自分の子どものためなんだから必死で情報を集めろと言う方もあるかもしれません。否定はできないですが、それではお話が簡単過ぎます。何も好転しない)

さて、そんな中でどうやって情報を伝えていけばいいのか。
福祉課は「聞きに来てくれれば情報提供できます」といいます。確かに。
めんどうだから、と来ない人もいるそうで、そういう人はそれでいいんでしょう。

福祉課に言って話を聞きたいけど、行く時間すら余裕すら無い方は。

・市の広報(町会に入ってないと届かないそう)
・Blog
・メールマガジン
・親の会
・講演会
・勉強会

何が有効でしょうか。
それぞれが有効かも知れません。
何かやっていこうかなー。

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プロフィール
HN:
まんちかん
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1980/06/12
職業:
障害者の就労支援
趣味:
フットサル
自己紹介:
重度の知的障害を伴う自閉症のある人を中心に、幼稚園児の療育から成人の就労支援までちょいちょいつまんできました(*´∇`*)

現在は就労支援と職場開拓をしてます!
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