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自閉症を中心に知的・発達障害のある人の支援をしているネコのつぶやきです♪
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最近は見かけることの多くなった「障がい者」の表記。

障害の「害」をひらがなにする表記の事だ。


なぜ「害」をひらがなにするのか?

自治体のwebsiteを見てみるとその理由を

・近年、ひらがな表記にする団体が増えたから
・障害者への配慮
・障害者が「害」という文字を使う事に不快感を示しているから
・ノーマライゼーションが進む
・障害の理解につながる
・他に適切で定着した用語が無いから
etc.....


私自身は、この言葉の違いにあまり意味を見出せていない人間だ。

ネットでは「障って字も障る(さわる)って字でマイナスイメージだから、そのうち『しょうがいしゃ』になるんじゃね?」なんて書き込みを見られた。

これは皮肉なんだと思うが。。。。


実際、ひらがな表記にした事で何が好転したのか?そんなアンケートは見たことが無い。

誰かが声高に求め、それを拒む理由も無く、使う団体が多くなったから、自分たちもそうします。そんなスタンスが多いんじゃないかな?と想像します。

本当の意味、本当の理由を語れるのだろうか。


きっと、本当の意味、本当の理由を知った時、私自身もその必要性を理解するんだと思う。



似たような事だが、言葉の使い方で私自身が納得して使っているものがある。

障害を「お持ち」の方、障害を「抱えている」方
   ↓
障害の「ある」方

という表現。


どこで聞いたか忘れてしまったが、
「私たちは障害を好きで『抱え持って』いる訳ではない」という言葉。

障害はそこに「ある」だけで、意思で抱えたり持ったりしている訳ではないというのだ。


うーん、納得。というのがその時の感想。


それ以来、私は障害の「ある」人という表現を使っている。

ICFの考え方にも通じる部分があって、理解しやすいなと思っている。



話が飛んでしまったが、「がい」について納得できる理由が欲しいです。

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プロフィール
HN:
まんちかん
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1980/06/12
職業:
障害者の就労支援
趣味:
フットサル
自己紹介:
重度の知的障害を伴う自閉症のある人を中心に、幼稚園児の療育から成人の就労支援までちょいちょいつまんできました(*´∇`*)

現在は就労支援と職場開拓をしてます!
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